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高雄市政府、観光振興に3千万元投入【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月1日_記事番号:T00018273

高雄市政府、観光振興に3千万元投入【表】

 
 高雄市観光局は10月より、キャンペーン活動など観光振興対策に3,000万台湾元(約8,400万円)を投入する。同市ではダライ・ラマ14世の訪台やウイグル人指導者ラビア・カーディル氏を描いた映画の上映が、中国による意図的な観光ボイコットを引き起こしていると指摘されており、振興策実施はキャンセルが相次ぐホテルなどをバックアップすることが目的だ。林崑山観光局長はホテル稼働率を前年比10ポイント以上引き上げたいとしているが、業界関係者からは支援項目が不十分だとの指摘も出ている。1日付工商時報が伝えた。
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 工商時報によると、高雄漢王洲際飯店(高雄キングシップホテル)では10月だけで中国人団体観光客30組がキャンセルとなり、「漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナ)」で先月24日から開催予定だった「景徳鎮両岸陶磁器展」も、中国国慶節イベントを理由にキャンセルとなった。また今回の問題で、飲食業者は業績が20~30%減少すると予測している。

 この事態に対処するため、業界でも内外の観光客に向け、割引価格によるサービス提供や、屏東県墾丁のホテルなどと共同キャンペーンを行い振興策に取り組む。