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台湾最大の太陽光発電所計画、華城電機が落札


ニュース その他製造 作成日:2009年10月1日_記事番号:T00018274

台湾最大の太陽光発電所計画、華城電機が落札

 
 台湾電力は30日、台湾最大規模となる高雄永安塩灘太陽光発電システム(出力4.5メガワット)の建設に向けた競争入札を行い、華城電機(フォーチュン・エレクトリック)が6億4,000万台湾元(約18億円)で落札業者に決まった。1日付工商時報が伝えた。

 今回の入札は19陣営が競合した。台電は10億元前後の予算を組んでいたとされ、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)や茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)など業界他社は落札額の低さに一様に驚きを隠せずにいる。

 建設地は地盤が弱いため、地質改善などの土木工事だけで4億元かかる上、太陽光発電設備も4億元相当に達する。華城電機は現在、変圧器製造と関連工事の施工しか手掛けておらず、単価が高い設備類を外部調達する必要があるため、「本当に利益が出るのか」と疑問視する声も出ている。