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台プラ第6軽5期、太陽エネルギー関連の投資も


ニュース 石油・化学 作成日:2009年10月1日_記事番号:T00018280

台プラ第6軽5期、太陽エネルギー関連の投資も

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁は30日、行政院環境保護署への提出が遅れている第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)第5期拡張計画についての環境影響評価(環境アセスメント)報告書が、近日中にも提出できる見込みであることを明らかにした。1日付経済日報によると、同報告書が対象とする計画には、総額400億台湾元(約1,120億円)を超える太陽エネルギー関連事業への投資が含まれているとみられている。

 提出予定の報告書において、台プラの第6軽5期計画への投資額は、26基の工場拡張と18基の工場新設で計44項目、総額2,841億元となっており、太陽エネルギー関連事業への投資額は、多結晶シリコン(ポリシリコン)に300億元、モノシランガス(SiH4)に100億元となっているとされる。石油製品では硫黄含有量を抑えたガソリンやディーゼル油の生産を主に手掛ける計画だという。

 王総裁は、同計画で1万人の就業機会を創出できるとの考えを示した。