ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾アウディの販売事業、今後2年で20億元投資


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年10月1日_記事番号:T00018283

台湾アウディの販売事業、今後2年で20億元投資

 
 台湾アウディは、販売代理店「台北合迪汽車」の合弁パートナー、大昌行集団(香港上場)と協力し、台湾での販売事業に今後2年で20億台湾元(約56億円)を投じる計画だ。邱山祥総裁は30日、台湾投資を加速させる理由として、自動車市場に回復の兆しが見えており、ドイツ本社もアジア・太平洋エリアの景気回復が世界全体より早いと好感していることを挙げた。1日付経済日報が報じた。

 台湾アウディは30日、新たなコンセプトに基づいた旗艦ショールーム「アウディターミナル」を台中市にオープンした。同コンセプトの導入はアジアでは日本に続いて2番目で、台湾市場を重視していることがうかがえる。

 台中市の旗艦ショールームは台湾で5カ所目の販売拠点で、総面積約1,200坪、建設に2億元を投じた。10~11月には台北と高雄にも旗艦ショールームを設ける計画だ。

 同社の今年9月末までの販売台数は約800台、通年では前年比20%増の1,200台を目指す。また同日、スポーツカー「アウディR8」も発表した。価格は1,000万元近いものの、既に10台の予約が入っているという。