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IC設計のMスター、台湾で上場へ


ニュース 電子 作成日:2009年10月1日_記事番号:T00018288

IC設計のMスター、台湾で上場へ

 
 ケイマン諸島登記のIC設計メーカー、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)はこのほど、台湾で株式を上場することを董事会で決議した。1日付経済日報が伝えた。申請手続きには約1年かかると見込んでいる。

 Mスターは「第2の聯発科技(メディアテック)」とも称されるIC設計メーカーで、メディアテックと特許紛争を起こすなど業界では知られた存在。昨年の売上高は4億8,700万米ドル、最終利益は7,911万米ドルで、1株当たり利益は約10台湾元(約28円)に相当する。

 非上場企業のため財務状況の詳細は公表されていないが、上場後はメディアテックの強力なライバル企業として脚光を浴びそうだ。

 Mスターはディスプレイ制御用ICメーカーとして創立され、現在は液晶テレビ用ICを主力としている。