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台北市のオフィス空室率11%、過去4年で最高に


ニュース 建設 作成日:2009年10月2日_記事番号:T00018303

台北市のオフィス空室率11%、過去4年で最高に

 
 不動産仲介大手、信義房屋によると、台北市のオフィスの第3四半期の空室率は前期比2.43%上昇して11.14%となり、過去4年で最高を記録した。同社はこの原因について、7月に都市交通システム(MRT)が開通したことで内湖科技園区の人気が高まった結果、市内主要エリアから企業が流失したためとみている。空室率の上昇はA級物件で特に顕著で、これについては新築物件の増加やより高級な物件への移転などが要因としている。2日付経済日報などが報じた。

 主要エリアにおける第3四半期の賃貸オフィス物件の1坪当たりの平均月額貸料は1,723台湾元(約4,809円)で、従来からほぼ横ばいとなった。

 エリア別では、信義区の台北世界貿易センター商圏は、平均賃貸料が最高の2,268元だったものの空室率も14.25%で最高だった。また、敦化南路商圏は空室率が前期比5.48%上昇して13.21%となり、上昇率は市内で最高だった。空室率が最も低かったのは民生東路・敦化北路商圏で6.62%だった。