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新光人寿が国有地落札、住宅地で過去4番目の坪単価


ニュース 建設 作成日:2009年10月2日_記事番号:T00018305

新光人寿が国有地落札、住宅地で過去4番目の坪単価

 
 新光人寿保険は1日の財政部国有財産局(国産局)による国有地競売で、台北市の重慶南路3段と和平西路、福州街の交差点近くに位置する、経済部近くの旧眷村(外省人の集住地)1,333坪の土地を53億6,800万台湾元(約150億円)で落札した。1坪当たり価格は403万元で、住宅用地としては史上4番目の高価格を記録した。2日付工商時報が伝えた。
 
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落札した旧眷村跡地は名門高校の建国高級中学や第一女子高級中学(北一女)に近く、就学環境に優れた高級住宅地としてアピールできる(1日=中央社)
 
 新光人寿の落札価格は2番手の力麗建設を13億元上回るなど、競売に参加した他の16社を圧倒した。新光金融控股の呉家録副董事長は「今後500坪以上の国有地が売りに出される可能性は少なく、好条件を備えた土地は出し惜しみしては手に入らない」と高値での購入に踏み切った理由を説明した。

 同社は土地開発を経て5~6年後の販売を目指す。容積率は移転により277%から700%以上に上昇し、坪単価は100万元以上となると見積もっている。