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台湾製ねじ、米企業がダンピング提訴


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年10月2日_記事番号:T00018307

台湾製ねじ、米企業がダンピング提訴

 
 米ニューコア・ファスナーはこのほど、台湾製と中国製のボルト、キャップスクリューなどねじ製品にダンピングの疑いがあるとして、78~150%の反ダンピング関税を適用するよう求め、米商務省などに提訴した。米国は台湾のねじ輸出の46%を占める最大市場で、業界は緊張を隠せずにいる。2日付経済日報が伝えた。

 ニューコアが提訴したのは、台湾の晋禾企業と中国企業の製品。聚亨企業集団(タイクーンズ・グループ)は主力生産拠点がタイにあるため、今回の提訴を免れ、逆に業績に追い風となりそうだ。

 鉄鋼大手の中国鋼鉄によると、台湾製ねじに対する米企業の提訴が米商務省に受理されたのは初めだという。業界団体の台湾区螺絲工業同業公会は弁護士を雇うなどして、全面的に争う準備を進めている。