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カーエレ業界の産業連盟発足、中国市場を攻略


ニュース 電子 作成日:2009年10月5日_記事番号:T00018337

カーエレ業界の産業連盟発足、中国市場を攻略

 
 カーエレクトロニクス製品で中国市場攻略を目指す業界団体「台湾車載資通訊聯盟(TTIA)」が2日、電子、自動車、ソフトウエア業界の10社によって正式に発足した。3日付工商時報が伝えた。

 同団体には▽鴻海精密工業▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽華碩電脳(ASUS)▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)▽緯創資通(ウィストロン)▽裕隆汽車──などが加盟している。来年4月には中台による産業連携会議を開き、中国のカーエレクトロニクス市場への進出で協力していく。

 台湾の業界各社は、市場規模が13億9,000万人民元(約183億円)に上るとされる中国のカーエレクトロニクス市場を有望視している。同団体の許明仁会長は「台湾のカーエレクトロニクス業界の川上から川下までをつなぎ、世界でも第一級のサプライヤーを目指す。自動車産業は現在欧米、日本の天下だが、今後は中国で国産車ブランドが伸びるため、台湾メーカーは真っ先に参入が可能だ」と指摘した。