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台中精機、彰浜工業区に板金自動化工場


ニュース 機械 作成日:2009年10月5日_記事番号:T00018339

台中精機、彰浜工業区に板金自動化工場

 
 工作機械メーカーの台中精機はこのほど、彰化県の彰浜工業区に台湾で初となる板金自動化工場を建設し、操業を開始した。投資額は約5億台湾元(約14億円)。5日付経済日報が伝えた。
 
 新工場は板金設計、加工、塗装までを一貫して自動化するもので、下降速度や精密度の向上が見込める。生産能力の60%は工作機械、プラスチック部品の射出成形機、残る40%は空気圧縮機、紡織用機械などの生産に充てる。同社は新工場の完成に伴い、内製化率が70%以上に高まるとしている。
 
 同社は景気低迷を受け、1~9月の売上高が前年同期比約70%減の12億元余りにとどまった。ただ、9月以降は中国の自動車業界や液晶パネル市場の景気回復で需要が増え、10月からは工場の無給休暇を取りやめ、工場の操業を正常化した。通年の売上高は前年の半分の50億元ほどになるとみている。