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台塑のプラスチック原料、10月台湾向け価格を引き下げ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年10月5日_記事番号:T00018342

台塑のプラスチック原料、10月台湾向け価格を引き下げ

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)はプラスチック原料の10月台湾域内向け価格を引き下げた。下げ幅は、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)で1キログラム当たり1台湾元(約2.8円)、ポリ塩化ビニル(PVC)で同1.3元のほか、▽高密度ポリエチレン(HDPE)▽低密度ポリエチレン(LDPE)▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)▽ポリプロピレン(PP)──はすべて同2元だ。5日付経済日報が報じた。

 同社の値下げは、東アジア地区における5大汎用樹脂のスポット価格相場が下落したことを受けてのものとみられる。業界関係者によると、同地区では9月以降は石化産業のオフシーズンと中国・国慶節連休(10月1~8日)の到来により需要が急減、原料のナフサ、エチレン価格が下落し、汎用樹脂価格も下がっている。下落幅は▽PVCとLDPE、1トン当たり20米ドル▽HDPE、45米ドル▽PP、35米ドル──などとなっている。