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光ディスクのライテック、ブルーレイ生産で世界2位目指す


ニュース 電子 作成日:2009年10月5日_記事番号:T00018343

光ディスクのライテック、ブルーレイ生産で世界2位目指す

 
 光ディスク大手、錸徳科技(ライテック)はこのほど、普通株25万株以内の発行による現金増資計画について、行政院金融監督管理委員会(金管会)証券期貨局の許可を獲得した。同社は増資により得た資金で、ブルーレイディスク(BD)の月産能力を100万枚から、ソニーに次ぐ世界2位となる200万枚に強化する。5日付経済日報が伝えた。

 ライテックのBD生産能力拡張は、富士フイルムや日立マクセルなどからの緊急受注増に対応することが主な目的で、第4四半期中にも、現在2位のパナソニックの生産能力を上回る見通しだ。

 業界関係者によると、BDの粗利益率は3割以上に達する。また年内は供給不足状態が続くため価格の下落は起きない見込みで、同製品の生産拡大は同社第4四半期の業績に大きな貢献をもたらすとみられる。

 なお日本の市場調査会社、BOCコンサルティングによると、今年通年のBD需要は昨年の2,500万枚から飛躍的に成長し、1億枚を突破する可能性もあるという。