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AUO第11世代工場、廃水を冷却水に再利用


ニュース 電子 作成日:2009年10月5日_記事番号:T00018346

AUO第11世代工場、廃水を冷却水に再利用

 
 行政院は2日、友達光電(AUO)が中部科学工業園区(中科)第4期基地(彰化県二林鎮)で計画している第11世代液晶パネル工場の環境問題打開に向けた会合を開き、同工場の廃水を回収処理し、台湾中油傘下の国光石化科技(KPTC)が計画中の石化プラント(彰化県大城郷)で冷却水として活用する方針を固めた。3日付工商時報が伝えた。

 国光石化が毎日必要とする冷却水は、第1期で12万6,000トン、第2期で12万2,000トン、計24万8,000トンに上り、AUOの廃水再利用でその約半分に当たる13万トンが確保できる。国光石化側も「金属濃度が高くないのであれば、受け入れ可能だ」として構想に同意した。

 AUOの新工場は廃水処理問題の解決が課題だったが、今回の決定で同工場の環境影響評価が加速し、建設計画に弾みがつく見通しだ。