ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ネットで一夜の恋求めた台大生、個人情報公開される


ニュース 社会 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018352

ネットで一夜の恋求めた台大生、個人情報公開される

 
 有名掲示板サイト「批踢踢(PTT)」に女性が書き込んだ性体験告白を見た台湾大学の男性が、割り切った一夜の恋を楽しみたいというレスを匿名で書き込んだところ、掲示板の管理人に非難された揚げ句、ネットユーザーから個人情報の「人肉捜索」に遭い、本人が5日までに謝罪に追い込まれる騒動があった。人肉捜索とは、ネット上で特定個人の個人情報が暴かれ、さらされること。台大生は軽い気持ちでネットナンパをしようとしたところが、ネットの恐ろしさを思い知らされることになった。

 男性は女性の書き込みを「エッチがしたい」という意味だと勘違い。「君のカキコを読んだら、一晩つき合いたくなった。変態行為はしないし、礼儀も弁えている。ちょうど(有名モーテルの)薇閣に行ったことがないから、行ってみたいな」などというメッセージを掲示板に書き込もうとした。

 ところが管理人は男性の書き込みがルール違反に当たるとして、内容を掲示板にさらした上で、「ナンパする前に、女性の書き込みをよく読め」と警告。それを見たユーザーが相次いで男性の身元捜索に走り、たちまち個人情報が特定されてしまった。

 問題の人物は台湾大学土木工学科の大学院に在籍する26歳男性とみられ、ついにネット上で「お遊びが過ぎた。全ては自分が悪い。今回の件で苦しんでおり、交際中の彼女を失うのが怖い」と陳謝し、人肉捜索をやめるよう懇願した。

 しかし、男性の友人が「あいつにはセクシーな彼女がいるのに、それでもまだナンパしたいのか」と話すなど、周囲は全く同情していない。ネットナンパはしばしば本人が予想しない事態を招く好例。お遊びもほどほどに。