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作成日：2009年10月6日_記事番号：T00018358
アモイ市、富邦金控主導で金融持ち株会社構想
中国福建省アモイ市政府はこのほど、金融サービス産業発展計画（2009～15年）を発表し、台湾の富邦金融控股が香港法人経由で出資するアモイ市商業銀行を中核とする金融持ち株会社「アモイ金融控股」の設立を目指す方針を明らかにした。６日付工商時報が伝えた。
持ち株会社には、アモイ市商銀のほか、アモイ国際信託公司、先物会社のアモイ国貿期貨公司が含まれる見通し。アモイ市商銀は中国Ａ株市場への上場も目指す。
計画によれば、アモイ市商銀に約20％を出資し、アモイに近く中国本部を設置する富邦金控が主要株主になり、アモイ金控の経営を主導する見通しだ。
富邦金控は今後、アモイ市で単独出資の損保会社の設立も目指す計画だ。同市はまた、台湾人寿保険と廈門建発集団（Ｃ＆Ｄ）の合弁生保会社、君龍人寿の福建省各地への進出、新安東京海上産物保険による合弁損保会社の設立なども同時に支援していく。
