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作成日：2009年10月6日_記事番号：T00018361
電動アシスト自転車の見発、フォックスリンクと提携へ
電動アシスト自転車・電動バイクメーカー、見発先進科技の黄枝樹総経理は５日、鴻海集団傘下の正イ精密工業（イは山の下に威、フォックスリンク）が同社に10％出資を行うとする提携協議が進んでいることを明らかにした。６日付工商時報が伝えた。
黄総経理によると、先ごろフォックスリンクの郭台強董事長自らが見発を訪問し、電動自転車などエコ関連事業の将来性を好感しており参入したいと表明したという。提携交渉については既に初歩的な合意に達しており、郭台強氏が見発の董事長に就任する見通しだという。
また見発は大同集団とも提携し、電動自転車「易速達（イージーリンク）」シリーズを、傘下の家電量販店、大同３Ｃで販売することがほぼ決まっている。
見発は既に自転車製造の愛地雅工業（アイディール）と提携しており、１秒で折り畳めるという見発の折り畳み式電動自転車をイタリアのPadovaブランドから発売、10月からは同社が製造を手掛けるＦＵＪＩブランドのアジア120カ所の拠点を通じて販売している。
見発は来年、ＦＵＪＩおよび大同３Ｃを合わせ販売拠点500カ所を確保し、２万台の出荷を見込んでいる。
