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日本からの輸入乾物、11月に10%以上値上げ


ニュース 食品 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018365

日本からの輸入乾物、11月に10%以上値上げ

 
 シイタケ、のり、昆布など日本からの輸入食材・調味料を専門に扱う代理販売業者、香菇王は、円高の進行を受けて、11月の販売価格を10~15%値上げすることを決めた。6日付経済日報が報じた。

 香菇王は、日本のきのこ生産・販売大手、森産業(本社・群馬県桐生市、森裕美社長)や白子のり、高級昆布を扱う奥井海生堂(本社・福井県敦賀市、奥井隆社長)などの商品を高級スーパーなどに販売している。

 香菇王は今年第1四半期にもしょうゆの10%値上げを行っているが、王義郎同社董事長は、「今回再び円高に直面し、しょうゆ以外の日本からの輸入食材すべてを値上げすることに決めた」と語った。

 一方、新光三越百貨の房菁崙・商品部襄理は、円高の影響が小さくないことを認めたものの、第4四半期の創業祭(周年慶)セール、来年の春節(旧正月)といった食品販売のハイシーズンを前に、多くの輸入業者は購買意欲の低下を懸念して値上げは行わないとの見方を示した。