ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ECFA事務レベル協議、小型車クオータが議題に


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018368

ECFA事務レベル協議、小型車クオータが議題に

 
 中台の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結に向けた事務レベル協議が今月下旬に開かれる見通しとなり、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ措置)の対象リストに含まれた小型車の輸入クオータの決定方法が主要議題となりそうだ。6日付工商時報が伝えた。

 交渉は輸入クオータを各社に割り当てる権利を輸出側、輸入側のどちらが握るかが焦点となる。台湾は世界貿易機関(WTO)の方式に照らし、輸出側が決定権を持つべきだと主張している。

 台湾区車輌工業同業公会の陳国栄理事長によると、台湾自動車業界は市場開放初年度に台湾が輸入する中国製小型車を1万台まで、中国が輸入する台湾製小型車を10万台までとすることを要望している。これは中台双方の自動車輸入台数の25%に当たる数字だ。