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台湾セメント、裕隆と電気自動車合弁を検討【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018371

台湾セメント、裕隆と電気自動車合弁を検討【表】

 
 台湾水泥(台湾セメント)は、グリーンエネルギー産業への新規参入を図る経営戦略に基づき、裕隆汽車との協力関係を拡大し、電気自動車分野で合弁会社の設立も視野に入れているもようだ。6日付経済日報が伝えた。
 
T000183711

 
 裕隆汽車は、傘下の投資会社、新揚創投が米ヘッジファンドのバンテージ・ポイント・ベンチャー・パートナーズ(VPVP)と共同で台湾セメント傘下のリチウムイオン電池メーカー、能元科技(E–One Moli Energy)に約20%を出資するなど、協力関係を強化していた。今後は電気自動車市場拡大に伴うリチウムイオン電池の需要拡大を見越し、協力関係を合弁へと格上げすることが課題となる。

 裕隆汽車の陳国栄総経理は、「双方の協力構想は検討段階にとどまっており、詳細は決まっていない。覚書締結や出資など具体的な行動には至っていない」と説明している。