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DRAMメーカー3社、9月業績が好調


ニュース 電子 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018374

DRAMメーカー3社、9月業績が好調

 
 南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、力晶半導体(PSC)のDRAMメーカー3社は、DRAM価格上昇を受け、9月はいずれも好調な業績を記録した。6日付工商時報などが報じた。

 南亜科技の9月売上高は前月比25%増、前年同月比39%増の45億5,900万台湾元(約126億円)で、過去2年で最高となった。イノテラは前月比9%増、前年同月比4%増で、過去1年で最高の34億8,000万元となった。力晶は、前月比25%増、前年同月比13%減の33億1,200万元で、今年最高の売上高となった。

 力晶の譚仲民副総経理によると、同社は9月、DDR3の出荷が100万個を突破。現段階では同社の65ナノメートル製造プロセス製品は依然競争力を保っているとして、DDR2、DDR3の製品組み合わせの強化を図り、収益力を高めたい考えだ。また、エルピーダと合弁で設立した瑞晶電子(レックスチップエレクトロニクス)が9月に黒字転換し、第3四半期通期でも損益均衡の達成が見込めると明らかにした。