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液晶ドライバIC封止・検査、需要に急ブレーキ


ニュース 電子 作成日:2009年10月6日_記事番号:T00018378

液晶ドライバIC封止・検査、需要に急ブレーキ

 
 2四半期にわたって活況が続いていた液晶ディスプレイ(TFT-LCD)ドライバICのパッケージング・テスティング(封止・検査)業界では、9月下旬以降需要に急ブレーキがかかっている。ただ、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)や飛信半導体(ISTインターナショナル・セミコンダクター)は「市場の適度な冷え込みは正常な動き」としており、年内の市況は、中国市場における国慶節連休(10月1~8日)以降の在庫消化の動向が鍵となるとの見方を示した。6日付電子時報が報じた。
 
 頎邦科技は、10月の受注量が前月比10~20%減となると予測したが、「比較対象となる9月の数値が高かったため、許容範囲内だ」としている。第4四半期を通じても前期比10~20%減の見通しだ。
 
 飛信半導体も、受注量は10月、第4四半期ともに減少すると見ているが、減少率は1けた程度と予測している。同社の生産ライン利用率は依然80~90%を維持しており、健全な状態を保っていると強調した。