ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ノーベル物理学賞、中央研究院院士が受賞


ニュース 社会 作成日:2009年10月7日_記事番号:T00018385

ノーベル物理学賞、中央研究院院士が受賞

 
 スウェーデン王立科学アカデミーは6日、今年のノーベル物理学賞を光ファイバーの研究で功績があったチャールズ・K・カオ氏(高錕・75)をはじめ3人に授与すると発表した。カオ氏は米英両国の国籍を持つ華人で、台湾中央研究院院士と中国科学院外国籍院士の肩書きも持っている。7日付中国時報が伝えた。
 
T000183851

中央研究院院士のノーベル賞受賞は8人目となる。写真は香港中文大学学長時代のカオ氏(6日=中央社)
 
 カオ氏は光ファイバーの基本原理をまとめ、ガラス繊維の採用を提案したことから「光ファイバーの父」と呼ばれる。光ファイバーによる光伝送の画期的な業績」が授賞理由。

 カオ氏は1933年上海生まれ。英ロンドン大で電機工学を専攻し、卒業後は英STC社で通信技術を研究。66年に光ファイバーの基本原理に関する画期的な論文を発表し、その後の光通信技術開発の礎を築いた。