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コンタクトの精華光学、設備拡張に1.4億元投資【図】


ニュース その他製造 作成日:2009年10月7日_記事番号:T00018392

コンタクトの精華光学、設備拡張に1.4億元投資【図】

 
 コンタクトレンズ大手の精華光学(セントシャイン・オプティカル)は6日までに、1億4,000万台湾元(約3億9,000万円)を投資し、生産ライン4本を増設することを董事会で決議した。ライン増設の規模は市場予測の2本を上回った。これにより年産能力は従来の1億8,000万枚から2億2,000万枚に拡大する。7日付工商時報が伝えた。
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 同社は日本、欧州からの受注が引き続き好調な上、中国事業も成長しており、市場関係者は同社の1株当たり利益が今年は11~12台湾元、来年は13元に達すると見込んでいる。

 同社の広報担当者は、「景気が底入れし、下半期の業績は確かに上半期より良好だ。現在はフル稼働状態で、一部生産ラインは残業で対応している」と説明した。増設される生産ライン4本は第4四半期から拡張工事が始まる。

 同社の第3四半期の売上高は前年同期比13.6%増の6億200万元、最終利益は四半期ベースで過去最高となる同18%増の1億7,200万元だった。

 同社はコンタクトレンズの世界ランキングで5位だが、コンタクト市場は大手4社でシェア96%が占められ、同社のシェアは4%以下にとどまっている。