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太陽電池企業トップ、景気底入れ宣言


ニュース その他製造 作成日:2009年10月7日_記事番号:T00018395

太陽電池企業トップ、景気底入れ宣言

 
 太陽電池業界の企業トップは6日、台湾太陽光電展(PV台湾2009)の開幕に先立ち記者会見し、太陽電池市場は既に底入れしたとの認識を示した。7日付経済日報が伝えた。

 茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)の左元淮董事長は、太陽電池市場が来年には金融危機前の水準を回復するとの見方を示した上で、「2012年には世界の太陽電池出荷量が08年の5倍に達する」との強気の予測を示した。

 左董事長は「太陽電池市場は正常な景気循環を回復している。来年第1四半期は閑散期で売れ行きが落ちるが、各国政府の(太陽電池支援)政策が明らかになれば、来年の出荷は有望だ」と指摘した。

 モーテックの中国昆山工場は11月までフル稼働状態で、今年は黒字転換が見込めるという。また、年内には米国の多結晶シリコン工場が試験生産を開始する見通しだ。

 中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)の徐秀蘭董事長は、「受注は12月に冷え込み、第1四半期は通常閑散期だが、その後は回復する。来年の太陽電池市場は今年に比べ2けた成長になる」と予測した。