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液晶パネル価格、下落基調鮮明に【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月7日_記事番号:T00018405

液晶パネル価格、下落基調鮮明に【表】

 
 10月の液晶パネル市場は、川下業者の在庫調整に液晶モニターの販売不振が重なり、全面的に下落している。モニター用パネルは生産過剰状態となり、市場予測を上回る3~7米ドルの下落を記録している。11月も続落するかどうかは、中国の国慶節連休の販売状況が判断材料となりそうだ。7日付経済日報が伝えた。
 
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 市場調査会社のディスプレイサーチによると、モニター用パネルは過去の供給不足から一転生産過剰となり、価格下落が続いているという。

 背景には主力市場だけでなく、新興市場の中国などで完成品の販売が落ち込んでいることがある。現在デル、ヒューレット・パッカード(HP)、その他受託生産メーカーは在庫過多に敏感になっており、液晶パネルメーカーは相場続落を懸念している。

 液晶テレビ用パネルも供給は十分で、テレビメーカーからの値下げ要求が強まっているという。10月には32インチ以下の小型パネルで5~10米ドルの値下がりが見込まれている。