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台北ドーム紛争、遠雄董事長が反論会見


ニュース 建設 作成日:2009年10月8日_記事番号:T00018423

台北ドーム紛争、遠雄董事長が反論会見

 
 台北ドーム建設(台北市松山たばこ工場跡)の建設をめぐり入札規定違反があったとして、監察院から是正要求を受けた遠雄企業集団(ファーグローリー)は7日、主要紙上に2回目の反論広告を掲載するとともに、趙藤雄董事長が記者会見を開き、同社の立場を説明した。8日付聯合報などが伝えた。

 趙董事長は遠雄集団が提携パートナーを竹中工務店からスポーツスタジアム設計大手の「HOK S+V+E」へと変更したことを問題視した黄煌雄監察委員の主張について、「誤りだらけだ」とした上で、「少数の人物が国家の重大プロジェクトをまひさせるとは情けない思いだ。正義が存在しない台湾の将来に懸念を感じる」と訴えた。

 趙董事長はパートナー変更には応じない考えを強調した上で、台北市政府が遠雄集団と打開策を話し合う姿勢を示していることについても、「プロジェクトを中止したければすればいい。何も話すことはない」と突っぱねた。