ニュース
電子
作成日：2009年10月8日_記事番号：T00018432
サムスンブランドのメモリーカード、トランセンドが独占販売へ
８日付電子時報によると、サムスン電子が今月20日、自社ブランドのメモリーカードを発表するとみられ、その生産から販売までを長年協力関係にあるメモリモジュール最大手の創見資訊（トランセンド・インフォメーション）が独占して担うもようだ。
メモリー業界関係者によると、サムスン自社ブランドメモリーカードの大型広告が既に台北市信義計画区の誠品書店（eslite Bookstore）ビル外壁に掲げられており、広告の左下にはトランセンドのロゴが入っているという。
サムスンの自社ブランドメモリーカード発売計画には川下顧客の強い反対もあったが、高価格路線で販売することでトランセンド製品と異なる市場をターゲットに定める構えとみられる。ただ、社内の携帯電話やデジタルカメラの自社ブランド販売部隊ではなく、顧客であるトランセンドの販路で代理販売させることに、サムスン社内では反対の声も聞かれるもようだ。
