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「住宅購入は郊外で」、台北市中心部住民の9割


ニュース 建設 作成日:2009年10月9日_記事番号:T00018451

「住宅購入は郊外で」、台北市中心部住民の9割

 
 不動産仲介大手の永慶房屋仲介集団が行った「引っ越し意欲」アンケート調査の結果によると、大安区、信義区、中山区など台北市中心部の住民が住宅を購入する際、55.5%が内湖区、士林区、北投区など中心部以外の市内を、32.5%が台北県を検討すると回答した。台北市の不動産価格は2003年から現在までで50%以上上昇しており、市中心部の狭い部屋より、郊外の広い住宅を求める傾向が強まっているようだ。9日付中国時報が報じた。

 調査によると、全体の約9割を占めた「郊外移住派」住宅購入希望者の多くは、子どもを持つ30~40歳で月収6万台湾元(約16万5,000円)以上の世帯で、購入予算は半数以上が600万~1,000万元の間だった。

 また、市中心部から中心部以外への引っ越しを検討する理由は、▽住宅価格、30%▽住宅の広さ、26%▽景観、20%──の順に高かった。

 台北市の中心部以外に住む人の場合、48%が台北県での住宅購入を、台北県の住民は66.7%が同県内での購入を検討するという結果だった。