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作成日：2009年10月9日_記事番号：T00018455
緑能の９月売上高、２カ月連続で過去最高更新
太陽電池用多結晶シリコンウエハー最大手、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）が８日発表した９月の売上高は、前年同月比13.4％増、前月比3.6％増の９億4,600万台湾元（約26億円）となり、８月に続き単月の過去最高を記録した。９日付工商時報が報じた。
緑能の第３四半期売上高は25億8,100万元で、前期比42.4％増の大幅成長となった。同社によると、ウエハー単価は昨年から大幅下落しているが、９月の出荷量は前年比で倍増し、現在生産能力が逼迫（ひっぱく）しているという。このため、今年末までに生産能力を、インゴットで360メガワット（MW）、スライス工程で300MWまで拡張する計画だ。また中国でも来年、インゴットとスライス工程をともに50MWまで拡張する。
さらに同社は、変換効率17％の「スーパーウエハー」を発表するなど、高効率ウエハーの生産に注力しており、現在の生産能力に占める高効率（16.2～16.4％）製品の割合は93％、今月末までに95％に引き上げたいとしている。
