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作成日：2009年10月9日_記事番号：T00018457
カーエレ業界団体のＴＴＩＡ、米２団体と提携
鴻海精密工業や華碩電脳（ＡＳＵＳ）など電子大手が参加する、カーエレクトロニクス製品の業界団体「台湾車載資通訊聯盟（ＴＴＩＡ）」は８日、米自動車業界の２団体と提携に関する覚書を締結した。ＴＴＩＡは提携を通じて、台湾製品を米国の車載通信機器市場に進出させる狙いだ。９日付工商時報が伝えた。
ＴＴＩＡが覚書を締結したのは、ミシガン州交通局傘下で、無線通信などを利用した車間距離の確保など「インテリジェントドライブシステム」を推進する「ITS Michigan」と、同州の自動車メーカー大手の傘下企業付属で、ネットワーク対応車両の技術開発やテスト、評価を行う非営利の研究組織「Connected Vehicle Providing Center（ＣＶＰＣ）」。
ＣＶＰＣとの提携では、共同で台湾の車載通信製品の認証や、製品を展示するプラットフォームを構築する予定だ。また、ＣＶＰＣは米同業界のサプライチェーンの潜在ニーズ分析を行い、台湾企業の参入に関してアドバイスを行う。このほか、米国当局の定めるインテリジェント・カーの安全基準などに関する情報をいち早くつかめるとしている。
