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中華銀の不良債権、マレーシア企業など落札


ニュース 金融 作成日:2007年8月1日_記事番号:T00001846

中華銀の不良債権、マレーシア企業など落札

 
 力覇集団の財務危機で破たんした中華商業銀行の不良債権売却入札で7月31日、マレーシアのFCキャピタル・マネジメント(富析資産管理公司)と台湾の匯誠第一資産管理公司が落札業者に決まった。落札額は28億8,200万台湾元。不良債権以外の銀行本体部分は応札業者がなく、10月に再入札が実施される見通しになった。1日付経済日報が伝えた。

 銀行本体の入札が不調に終わったのは、従業員2,000人の再就職問題や正常債権980億元の一部にさらに不良債権化の恐れが指摘されていることなどが原因とみられる。金融当局は再入札で年内に中華銀本体の売却を完了したい構えだ。