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クアンタ中国工場、緊急受注増で連休返上【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月9日_記事番号:T00018462

クアンタ中国工場、緊急受注増で連休返上【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、最近緊急受注が急増しており、生産を急ぐため中国工場で国慶節連休を大幅に縮小するなどして対応している。インテルがウインドウズセブン(Windows7)およびクリスマスシーズン向けに中央処理装置(CPU)数種を発売したことを受け、これまで先延ばしされていた大手ブランドからの発注が一気に流れ込んでいるようだ。9日付工商時報が報じた。
 
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 クアンタの上海市松江工場と蘇州市常熟工場では、従業員の多くが10月初めの国慶節8連休のうち1日しか休めず、周辺部品メーカーも同調して連休を縮小し、全力で増産に当たっているという。

 クアンタの9月連結売上高は、前月比21.1%増、前年同月比11.8%減の728億1,000万台湾元(約2,000億円)で今年の単月最高を記録した。9月の出荷台数は前月比20%増の360万台となったものの、同月385万台を出荷したとみられる仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)には届かなかったもようだ。

 同社では、今年の出荷ピークは10月とみており、第4四半期の出荷台数は前期比20%以上増の1,160万台、通年では3,650万台を目指す。