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パネル前工程の中国投資、「既に出遅れ」=奇美電総経理


ニュース 電子 作成日:2009年10月9日_記事番号:T00018463

パネル前工程の中国投資、「既に出遅れ」=奇美電総経理

 
 液晶パネル大手、奇美電子(CMO)の王志超総経理は8日、中国地場メーカーが相次いで第8.5世代工場に着工する中、台湾メーカーは中国投資で既に出遅れが生じているとの見方を示した。ただ同社は、まず台湾で8.5世代工場計画を進め、今後パネル前工程の中国投資が開放されてから工場設置に取り掛かるとし、政府の政策に従う考えを強調した。9日付電子時報が報じた。
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8日、台風8号で被害に遭った児童らへの援助のための募金ベントに参加した王志超・奇美電総経理(右2)
(8日=中央社)

 現在中国で着工または計画中の8.5世代工場は、日韓および中国メーカーを合わせ計7基に上る。しかし、日台韓のパネルメーカーが政府の規制によって進出が進まない中、中国メーカーが動きを積極化させており、京東方科技が8月末、龍騰光電(IVO)が9月中旬にくわ入れを行った。京東方科技は2基目の設置も計画している。