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県市長選、民進党は宜蘭・南投の奪回狙う


ニュース 政治 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018472

県市長選、民進党は宜蘭・南投の奪回狙う

 
 12月5日に投開票が行われる県市長、県市議会議員、郷鎮市長の統一地方選挙の立候補受け付けが9日締め切られ、計1,472人が届け出を済ませた。馬英九政権誕生後初の全土規模の選挙となる今回は、直轄市昇格を控えた台北県、高雄県、台南県・市を除く計17県市で行われる。党勢立て直しを目指す野党民進党は、雲林県、嘉義県、屏東県の3県を守った上で、宜蘭県、南投県の奪回を目指す。10日付中国時報が報じた。
 
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雲林県では8日、民進党の県長、県議会議員の立候補者による合同の届け出が行われ、支持者らがのぼりなどを立てて選挙ムードを高めた
(8日=中央社)
 
 宜蘭県は前回2005年の県市長選挙で、国民党の呂国華氏が16年ぶりに民進党から県長の座を奪回。しかし、県長としての評価は高くなく、県幹部に汚職疑惑が持ち上がっていることから、民進党は勝利を期する目指す最重要選挙区として位置付けている。

 また、南投県は国民党と民進党の支持者の割合が半々で、民進党は前回は陣営の分裂によって敗れたことから、今回は李文忠・前立法委員を立てて勝利を目指す。

 なお、国民党は11日、花蓮県長選に無所属で立候補した傅崐萁・同党立法委員ら7人に対し、党の決定に背いて勝手に立候補したとして除名処分を行った。