ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾での銀聯カード利用額、1億人民元突破


ニュース 金融 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018476

台湾での銀聯カード利用額、1億人民元突破

 
 中国の銀行間ネットワーク決済サービス会社、中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)の統計によると、今年8月に台湾での利用が可能となった、中国の銀行が発行するキャッシュ・クレジットカード「銀聯カード」の台湾における利用額が先週、累計で1億人民元(約13億円)を突破した。台湾側のクレジットカード決済機関、聯合信用卡中心(聯合クレジットカードセンター)は、加盟店を現在の3,000店から年内に2万店まで拡大したい考えで、来年の利用額は20億人民元まで増加すると予測している。10日付工商時報が報じた。

 中国銀聯の許羅徳総裁によると、台湾での銀聯カード利用額は1日平均100万人民元を超えているという。

 ただ、中国信託商業銀行(CTB)や台新国際商業銀行などが提出した、銀聯カード関連業務の取り扱い申請が先週、行政院金融監督管理委員会(金管会)により差し戻されたとの観測が出ている。また、ある銀行幹部も、「申請が許可された銀行は現在1行もない」と認めている。