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イヌ・ネコ用ペット医療保険、来年明けにも発売へ【表】


ニュース 金融 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018479

イヌ・ネコ用ペット医療保険、来年明けにも発売へ【表】

 
 台湾で初めてのペット用医療保険が、イヌとネコを対象に来年明けにも発売されることになりそうだ。ペットの疾病検査を手掛ける台湾基因科技、旺旺友聯産物保険(ユニオン・インシュランス)および永豊金融控股の提携により、年間5億台湾元(約14億円)の商機を狙う。12日付工商時報が報じた。
 
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 台湾基因の郭東源総経理によると、ペット用医療保険は、「重病のみカバーし、風邪など軽症は除外する」方針で、ペットが入院して手術を受けた場合の補助費用として支給することを原則とする。同商品が対象とするのは、生後8カ月から9歳までのイヌ、または11歳までのネコ。保険料は1カ月300元で、最高補償額は15万元。

 郭総経理の初期予測では、約4万匹の飼い主が保険に加入し、初年度は保険料で1億4,000万元、これに自己負担の医療費用などを加えると最低でも5億元の商機が期待できるという。
 
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台湾では約135万匹のイヌ・ネコがペットとして飼われているとみられる(比率はイヌ4対ネコ1)。写真は台中県で行われたチワワの飼い主による集会イベント(10日=中央社)