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愛台12建設プロジェクト、BOT方式で民間参入拡大


ニュース 建設 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018482

愛台12建設プロジェクト、BOT方式で民間参入拡大

 
 馬英九政権が掲げる「愛台12建設プロジェクト」の財源確保をめぐり、朱立倫・行政院副院長はこのほど専門小委員会の会合を開き、建設・運営・譲渡(BOT)方式で民間参入をできる限り促進していく方針を決めた。12日付経済日報が伝えた。

 同会合で行政院経済建設委員会は、今年から2016年までに着工が見込まれる対象事業270件の投資額は当初見通しの3兆9,000億台湾元をやや上回る3兆9,900億~4兆1,000億元(約11兆1,000億~11兆4,000億円)に達するとの試算を提示。その上で、民間による投資規模は、金融危機の影響で当初見通しの1兆3,000億元を下回る9,000億元にとどまるとの見方を示した。このままでは政府の財源負担が膨らむため、BOT方式の導入拡大が課題として浮上した。

 朱副院長は各官庁にプロジェクト内容の見直しや民間誘致に向けた付加価値増大策の検討を指示し、「BOTでできるものはBOTを採用する」と述べた。