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台湾煙酒の「玉山高粱酒」、世界展開を積極化


ニュース 食品 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018483

台湾煙酒の「玉山高粱酒」、世界展開を積極化

 
 台湾煙酒(TTL)は9日、同社コーリャン酒のパッケージを一新して、海外市場向け「台湾玉山高粱酒」と、台湾向け「玉山高粱酒」の新シリーズを発表した。同社は年内に東京、来年にはパリ、ニューヨークに事務所を設立し、世界市場進出の取り組みを進める構えだ。10日付経済日報が伝えた。

 海外向け「台湾玉山高粱酒」は、海外へのアピールのため「台湾」の文字を特に大きくしたデザインとなっている。主力市場と想定する中国市場では、年間1,500億人民元(約2兆円)規模の蒸留酒市場で、来年1億~2億元の売り上げを目指す。

 また、台湾市場でもデザインと商品ラインナップの一新を機に、年間10%成長を目標として3年内にシェアを現在の20%から50%(生産額75億元)へ伸ばし、「金門高粱酒」を主力とする金門酒廠(金酒、現在シェア80%)と対等の位置に立ちたい考えだ。