ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

コンパル9月出荷が業界過去最高、クアンタ下し今年5度目の首位【表】


ニュース 電子 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018496

コンパル9月出荷が業界過去最高、クアンタ下し今年5度目の首位【表】

 
 ノートパソコン受託製造大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は9月、出荷台数が業界の過去最高を塗り替える415万台となり、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の360万台を大きく上回った。同社の単月出荷台数での首位獲得は今年、4、5、7、8月に続き5度目。10日付工商時報が伝えた。
T000184961

 
 コンパルの呂清雄広報担当によると、業界で部品などの不足が続き出荷台数が伸び悩む中、同社は調達部門が材料確保に積極的に取り組んだことで需要の高まりに対応でき、順調に出荷台数を伸ばしたという。

 コンパルの出荷台数は第3四半期1,055万台、1~9月累計では2,485万台に達し、クアンタの同970万台、2,430万台をともに上回った。コンパルは通年の出荷台数目標を4%上方修正し、クアンタと同水準の3,600万台を目指す。

 同社9月の連結売上高は前年比45.6%増、前月比21.6%増の673億4,900万台湾元(約1,871億円)だった。第3四半期は前年比48.9%増、前期比41.2%増の1,759億4,200万元で、2期連続の過去最高更新となった。1~9月累計では前年比29.4%増の4,120億6,800万元だった。