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ECFAのアーリーハーベスト、対象品目を大幅削減


ニュース その他分野 作成日:2009年10月13日_記事番号:T00018506

ECFAのアーリーハーベスト、対象品目を大幅削減

 
 施顔祥経済部長は12日、馬英九総統が開いた総統府国家安全担当幹部の会合で、中台の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)をめぐる検討状況を説明し、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ措置)の対象リストに含まれる品目数を700項目以下まで削減したことを明らかにした。13日付経済日報が伝えた。

 経済部は当初、石油化学、機械、紡織の3業種を優先対象としてアーリーハーベストの対象に1,000品目を含めていたが、中国側がそれほど大規模な関税引き下げには応じないとみられる点を考慮し、削減を決めた。

 一方、台湾側は20日からECFA締結に向けた第4回非公式交渉を中国で開くことを提案しており、黄志鵬・経済部国際貿易局長が出席する見通しとなっている。今回の非公式交渉では、公式交渉の場所や時期、出席する代表のレベルに加え、アーリーハーベストの大枠の対象リストも交換される見通しだ。