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富邦金控、不動産投資を拡大【表】


ニュース 金融 作成日:2009年10月13日_記事番号:T00018514

富邦金控、不動産投資を拡大【表】

 
 富邦金融控股の龔天行総経理は12日、傘下の生命保険会社、富邦人寿保険で不動産投資の比率を資産規模の4%から10%に拡大すると表明した。富邦人寿の資産規模は既に1兆台湾元に上っており、さらに600億元(約1,700億円)の不動産投資が見込まれることになる。競売入札が今月行われる台中市の広三そごう百貨(広三崇光百貨)や、台北市信義区の亜太会館(アゴラガーデン・タイペイ)などへの投資も検討中だ。13日付経済日報が伝えた。
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 龔総経理によると、不動産投資では▽ただちに転売や賃貸に出せる物件▽開発後に販売や賃貸を行う物件(住宅を含む)──を中心に拡大する。また投資利回りについて、賃貸物件では4%、開発物件ではそれ以上、最高10%程度を狙う。

 このほか、同社は株式投資も拡大する予定で、龔総経理は現在を投資の好機とみて、100億元前後を投入できるとしている。