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DRAM各社、生産拡大に全力


ニュース 電子 作成日:2009年10月13日_記事番号:T00018524

DRAM各社、生産拡大に全力

 
 DRAM価格の急上昇が続き、1GB(ギガバイト)DDR2チップが2.5米ドルに迫る勢いを見せる中、台湾DRAM各社は黒字転換を果たすべく、生産拡大に全力で当たっている。13日付電子時報が報じた。

 力晶半導体(PSC)は10月、12インチウエハー工場でフル稼働に当たる月12万枚のウエハーを投入する。茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)も、単月の投入枚数を、稼働率70%に相当する4万枚まで増やす。

 華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は12インチ工場の月産能力がウエハー投入枚数で13万枚だが、現在既に10万枚水準に達しており、生産ライン稼働率は80%に迫っている。ただ、同社は2010年に70ナノメートル製造プロセスから50ナノプロセスへの移行を計画しており、準備のために3万枚分の設備を保留しているため、既に事実上のフル稼働だ。

 第4四半期のDDR2価格が2米ドル以上を維持すれば力晶およびイノテラは黒字に転換する見通しだ。