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クアンタ、垂直統合と次世代分野を強化


ニュース 電子 作成日:2009年10月13日_記事番号:T00018527

クアンタ、垂直統合と次世代分野を強化

 
 ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は12日、米IC設計のティレラと日本の精密加工部品メーカー、研精舎(本社・東京都大田区、水谷渉社長)の上海工場を買収したと発表した。買収額はそれぞれ3億2,500万台湾元(約9億円)、2億5,600万元。13日付電子時報が報じた。

 ティレラ買収は、クアンタが次世代の核心技術および製品の創造を目的として設立した「クアンタ研究院」が目下研究を進める、▽クラウドコンピューティング▽コネクティビティ(接続性)▽クライアント端末──の新「3C」分野での展開に向けたもの。

 研精舎上海工場の買収は、部品の自製率引き上げが目的で、同工場では今後、プラスチック、金属筐体(きょうたい)分野両面での展開を検討している。クアンタは今後部品の自製率40~50%の維持を目指す考えだ。