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高雄港、旅客ターミナル多目的ビルを建設


ニュース 運輸 作成日:2009年10月14日_記事番号:T00018537

高雄港、旅客ターミナル多目的ビルを建設

 
 謝明輝・高雄港務局長は13日、高雄港の19号、20号埠頭(ふとう)に旅客ターミナルと港湾行政業務を兼ねた多目的ビルを建設することを柱とする「高雄港客運専区建設計画」が行政院経済建設委員会に認められたことを明らかにした。投資額は28億5,100万台湾元(79億円)を見込む。14日付工商時報が伝えた。

 高雄港務局によると、今年同港に寄港した国際フェリーは4隻、利用旅客数は延べ12万人にとどまっており、今後のインフラ整備で寄港船舶の増加に弾みを付けたい構えだ。

 高雄港客運専区は同港の18~21号埠頭が対象。多目的ビルは地上9階、地下2階で、延べ床面積3万4,000平方メートル。

 一方基隆港でも、同港西岸に34億元を投じて2013年竣工をめどに27階建ての新港湾行政ビルを建設する予定で、内部に旅客サービス機能を持たせる計画だ。

 新ビルの建設に当たり、高雄、基隆両港とも国際入札を実施する考えで、台湾の玄関口にふさわしいランドマークとして、エコロジー設計を取り入れたい考えだ。