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華南銀の土地売却入札、1元差で落札決定


ニュース 建設 作成日:2009年10月14日_記事番号:T00018545

華南銀の土地売却入札、1元差で落札決定

 
 華南銀行は13日、台北市南港路三段の工業土地(面積4,566坪)の売却入札を実施し、わずか1台湾元の差で落札者が決まる珍事が起きた。

 落札した中悦機構の入札価格は29億3,888万8,889元(約81億4,000万円)、これに対し、江陵建設の入札価格は29億3,888万8,888元で、結果が発表されると入札会場は騒然となった。台湾では中国語の発音で縁起の良い「8(発)」が並ぶ価格で入札することがあるが、今回は「9(久)」の運気がわずかに上回ったようだ。

 中悦機構は桃園を本拠とする有力建設会社で、台北市の不動産市場には初進出となる。不動産業界は、落札価格をほぼ相場並みと受け止めている。ただ、落札した用地のうち自動車販売業者が借地している46坪は境界線が入り組んでおり、2014年の借地期限満了後には整地費用がかかる見通しだ。