化学繊維メーカーの遠東紡織（ファーイースタン・テキスタイル）は13日に開催した臨時株主総会で、「遠東新世紀（遠東新、ファーイースタン・ニューセンチュリー）」へと社名変更することを決定した。14日付経済日報などが報じた。
徐旭東董事長によると、遠東新世紀の化学繊維事業は、既に同社売上高全体の１割以下に低下している（13日＝中央社）
徐旭東董事長は社名変更について、同社が化学繊維だけでなく、投資、不動産を含む３大事業で構成されており、これらすべての分野での発展を見据えたものと説明した。
同グループは傘下に、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）、亜洲水泥（アジアセメント）など上場・店頭公開９社などを擁する。また、保有する47万5,000坪の土地資産は、780億～1,100億台湾元（約2,170億～3,060億円）の資産価値を持つと見積もられている。
