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華映が生産調整開始、パネル価格値崩れ防止で


ニュース 電子 作成日:2007年8月1日_記事番号:T00001856

華映が生産調整開始、パネル価格値崩れ防止で


 中華映管(CPT)は、需要が減少するとみられる第4四半期の値崩れを防ぐため、第3四半期に入り生産調整を開始した。

 李学龍業務副総経理によると、第2四半期は単月ベースで80万~90万枚を出荷していた17インチモニター用パネルは、すでに価格の上昇幅が大きくなったため、この第3四半期から20%減産し、年末までに月産60万枚程度に落とす。これによって20%の供給不足を維持することで、今季は5~8%の価格上昇が見込めるという。

 一方、ノートパソコンは当面需要の増大が見込めるため、14.1インチノートPC用パネルは35%の増産を行う。このほか、大画面テレビ用パネルは17%減産する。これらの生産調整によって、第3四半期は、ITパネル全体では3~5%、テレビ用パネルは1~2%の上昇が望めるという。8月1日付工商時報が報じた。