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高鉄債務再編、協調融資の金利1.8%


ニュース 運輸 作成日:2009年10月15日_記事番号:T00018570

高鉄債務再編、協調融資の金利1.8%

 
 台湾高速鉄路(高鉄)の債務再編に向け、政府系銀行8行は14日、新たに行う協調融資(シンジケートローン)の金利について協議を行い、平均利率を年1.8%とすることで合意した。高鉄側は1.5%以下の金利を要求したが、受け入れられなかった。15日付工商時報が伝えた。

 同日の協議では、▽政府が担保を差し入れる債務3,083億台湾元(約8,600億円)のうち、高鉄が当初証券化を計画した1,300億元に関しては最初の8年間の金利を1%、9年目以降は約2.5%まで段階的に引き上げる▽1,300億元以外の部分については、担保の有無を問わず金利を1.8%前後とする▽融資は最長でも2031年まで22年間とする──などとなっている。債権行はそれぞれ協議結果を持ち帰り検討する。