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中台金融覚書調印、金管会主委に訪中要請


ニュース 金融 作成日:2009年10月15日_記事番号:T00018572

中台金融覚書調印、金管会主委に訪中要請

 
 中台の金融監督に向けた覚書調印が秒読み段階となり、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、台湾側の行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員を北京で行う調印式に招く方向で調整している。中台双方は調印式を10月末か11月初めにも行う方針で既に一致している。15日付工商時報が北京の台湾系金融関係者の話として伝えた。

 これに関連し、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青報道官は14日の定例会見で、同覚書について、「進展は極めて順調で、早期署名を目指している」と発言した。

 消息筋によると、台湾側の海峡交流基金会(海基会)の高孔廉董事長と中国側の鄭立中・国台弁副主任がこのほど、浙江省杭州市で会談し、覚書の締結問題を協議したという。中国側は台湾での抗議行動を懸念し、台北で覚書に調印することに難色を示したため、北京での調印が確実となった。