台湾佳能資訊（台湾キヤノン）は14日、高機能一眼レフデジタルカメラ「ＥＯＳ ７Ｄ」、コンパクトデジタルカメラの「ＩＸＵＳ」「Powershot」シリーズなどの新機種６製品を発表した。15日付工商時報が伝えた。
ＥＯＳ ７Ｄ（キヤノン提供）
デジタル一眼レフの「ＥＯＳ ７Ｄ」はプロ用機種並みの撮影性能を持ち、１秒間に最高８コマの連写や、約126枚の連続撮影が可能。希望小売価格は５万5,900台湾元（約15万4,500円）。コンパクトデジタルカメラの「IXUS 200 IS」は３インチのタッチパネルを採用、「IXUS 120 IS」はシリーズの中で最もスリムなポケットサイズが特徴だ。それぞれ４色のボディーカラーから選べ、希望小売価格は１万2,990元と１万1,990元。PowerShotシリーズからもSX20 IS、G11、S90の３機種が新登場した。
台湾キヤノンの八幡聡董事長は、ＥＯＳ ７Ｄの発売によって、台湾でのデジタル一眼レフのシェアを現在の50％から60％への引き上げたいと語った。
同社によると、台湾市場でのコンパクトデジタルカメラの販売台数は毎年90万～100万台で安定している。一方、デジタル一眼レフは今年15％伸びており、来年も同程度の成長が見込める。
